植物は私に話しかけてくれているの?

私、海より山派です。
波の音を聞くよりも、
木々の間を風が吹き抜ける音を聞く方が
落ち着きます。

潮の香りを嗅ぐよりも、
草の香りを嗅ぐほうが落ち着きます。

何ででしょうね?

人間は海から誕生したのですから、
海に懐かしさを感じるほうが
わかる気がするのですが。

私は神社やお寺に行くのが好きなのですが、
最近わかったことは、
神社やお寺そのもののだけでなく、
そこにある木や林や森が
好きなんだな〜と。

樹齢何百年という木って
そばに立つだけで
心が落ち着く感じがします。

ご神木



その昔、私が高校生の頃、
「ぼくの地球を守って」という漫画が流行ったのですが、
とにかくその漫画が大好きでした。
今でも、時々読み返します。

異星人が地球人として生まれ変わるという設定、
特殊な能力をもった仲間たち、
どれも私好みの内容でした。

その中で主人公の女の子は
植物と話せ、植物を成長させる能力の持ち主。

うらやましいな〜と思いました。
植物の声が聞こえたら、
どんなに楽しいだろう、と。

しかし、それは
おとぎ話の世界の話だと思っていたのですが、
この頃わかってきたのは
どうやら、本当に植物は
人間と話ができるのかもしれないということ。

もしかしたら、
昔から植物は話しかけてくれていて、
人間のほうが
植物と話せることを
忘れてしまったのかもしれません。

ですから、
人間本来の感性を取り戻せば、
私も植物と話ができるのかな、と思っています。

自然界に耳を傾け、
自然界の声を聴く。

それができれば、
植物の力を借りて
人がもっとより良く生きることも
できるのかな、と思います。