蘭奢待が見られる!!

昨日、リビングにいたら
こんな新聞記事が目に入ってきました。

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『東京で「正倉院の世界」展』。
最初の数行だけ読んで
「ま、正倉院展が開かれるのはいつものことだし」と
特に気にも止めていませんでした。

しかし数分後、
香司仲間からLINEが。

「蘭奢待が来る!」

え!?なんですって!?
急いで、新聞を読み返してみると…

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なんと!本当に『蘭奢待』が東京に来る!

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『蘭奢待』をご存知でしょうか?

「蘭奢待」は正倉院に収められている香木(つまり、よい香りのする木)で、
「蘭奢待」という名をもつ
「沈香」という種類の香木です。

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(画像は『御即位記念特別展「正倉院の世界」』HPよりお借りしました)


奈良・平安より収蔵されている日本の宝。
天下の名香と言われ
各時代の天下人が切望した香木。

香道、お香が好きな人が
「蘭奢待」が気になるのは当然ですが、
その蘭奢待を切り取ったり天下人というのが
足利義満、足利義政、織田信長、明治天皇というところから見れば
歴史好きにはたまらな名宝なのです。

お香の師匠から
「何年か前に、正倉院展でお香特集があったから、
もうあなたたちが生きている間には見られないかもね〜」
なんて言われていたものですから、

「生きているうちに見られるよ…」(笑)

当然、国の宝ですから
燃やして香りを嗅ぐ…なんてことはできないのですが
見られるだけでも嬉しいのです!

御即位記念特別展「正倉院の世界」は
10月14日から東京国立博物館で開催です。




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