練香を作りたくなって・・・

【練香を作りたくなって・・・】

ふと作りたくなって
練香を作りました。

練香は、火を点けて使う線香とは違い、
「空薫(そらだき)」といって温めて使うお香。
灰を入れた香炉に、火を起こした炭を入れ、
その脇に練香を置き、
温めて香りを漂わせます。

灰や炭を用意するのがちょっと手間・・・という場合には、
アロマポットのような香炉もありますし、
電気香炉と言って、電気で温めるものもあります。

練香を薫く



実はお香の中で一番いい香りがするのは
この温めて香りを楽しむタイプのお香。

線香とはまた一味違った
深い香りが楽しめます。

練香は香料とともに「炭」を混ぜて作るため、
こんな感じで真っ黒です。

練香を作る



作る過程も、出来上がったものも
そんなに見栄えのするものではありません・・・

ところがこの真っ黒で、見栄えのしない丸い玉が
平安時代の貴族の気分に浸れる
上品な香りを漂わせるのです。
さすが、1000年以上も絶えずに続いている、
日本が誇る文化です。




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