龍脳の香りを懐かしく感じる季節

【龍脳の香りを懐かしく感じる季節】

『龍脳』という香料があります。
見た目が茶色が多い香料の中で、唯一白い香料のため、
インパクトのある香料です。

神楽坂ワークショップ12



『龍脳』はその香りもインパクト大。
鼻が通るような清涼感のある香りは
一度嗅ぐと忘れられません。

匂い袋を作りにしても、お線香を作るにしても
お香の調合には欠かせない香料ですので
私は1年を通して嗅いでいる香りなのですが、
ぐっと寒くなるこれからの季節は、龍脳の香りを
私は懐かしく感じる気持ちが強くなります。




小学1年生から中学2年生まで書道を習っていた私。
晩秋から年が明けて1月末までは
「書き初め」を書かなければならない時期でした。

「書き初め」だからお正月でしょ?と思われるでしょうが、
お正月には提出しなければならないので
晩秋から練習を始め、年が明けたらすぐに提出なのです。

大きな文字を元気よく書くのが好きだった私は、
いつもの書道教室で書く半紙よりも
書き初め用の条幅というサイズの紙に書くことが好きでした。

そして「書き初め」の時期は
小学校の冬の宿題でも「書き初め」が出されていたので
冬休みは1年の中で一番筆を持っていた時期。

年が明けたら、寒い中書き初めを提出しに、
先生のところに向かったものです。

私が初めてお香の調合をした時。
龍脳の香りを嗅ぎ、すぐに「あ、墨汁の香り」と感じました。

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墨汁、というか墨は
その作る工程の中で膠(ニカワ)を使うため、
膠の匂いを消すものとして
龍脳が使われていると言います。

龍脳の香りを嗅ぐと
一生懸命に書き初めを書いていた記憶や
雪の降る中向かった書道教室のことなど
一気に記憶が小学生へと戻るのです。

明日から関東では
ぐっと気温が下がるそうですね。
私にとって龍脳の香りを懐かしく感じる季節になってきました。




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