金木犀って、まだ咲いてますか?

秋分の日を過ぎたあたりから、
急に日が暮れる時間が
早くなったような気がします。

私の住んでいる市では、
夕方に「もう帰りましょう~」のチャイムが鳴るのですが、
夏時間は夕方5時にチャイムが鳴っていたのが、
10月1日から、4時半にチャイムが鳴るようになりました。
段々と冬に向かっていくんですね。

こんにちは、ノリコです。

キンモクセイ②



10月に入ったところで、
ふと気になったことが…

「あれ?今年、金木犀の香りをかいでないな…」

金木犀、もう終わっちゃいましたか?
これからでしたっけ??

私、金木犀大好きなんですよ。
子どもの頃、
一年中、365日、鼻が詰まっていた私は、
感知できた花の香りといえば、
「沈丁花」と「金木犀」。

大人になってから気づきました。
沈丁花も金木犀も
香りが強すぎて、
あまりお好きではない人が多いことに。

でも私の鼻には、
あれくらい香りが強くないと、
花の香りがわからなかったんですよ。

だから私にとって花の香りといえば、
沈丁花と金木犀。

キンモクセイ



なんで今年は金木犀が咲いているところに
出会わなかったんだろう、と考えたら、
今まで、毎年9月は子どもの運動会があって、
小学校の校庭に金木犀か咲いていたんですね。
でも、下の子どもが中学生になり、
その金木犀を見なくなった、と。

でも、それだけで見なくなった⁇
と考えたら、
わかりました、理由が。

お向かいのお家が、
庭の金木犀の木を切っていたんです。
どうりで、香ってこないわけだ…

若い頃は
「日本は四季があるから、美しい」
と言われている理由がわからなかったけど、
大人になると、それが身にしみます。
花の香り、空気の香りで、
季節の移り変わりを感じられて、
それが人生に彩りを添えている。

香りとともに
四季が感じられるって、素敵ですね。

コスモス



ところで、
金木犀について
ウィキペディアを調べていたら、こんな文言が。
以下引用させていただきます。


キンモクセイ
・人間との関わり
(中略)
キンモクセイの花は甘めでしっかりした強い香りであることから、
日本において汲み取り式便所が主流で
悪臭を発するものが多かった時期には、
その近くに植えられることもあった。
その要因から、香りがトイレの芳香剤として
1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたため、
一部年齢層においてはトイレを連想させることがある。


え⁇
汲み取り式便所の臭いを隠すために、植えられていたの⁇
とても意外‼︎
でも言われてみれば、
子どもの頃は、比較的
どこの住宅地のお庭でも見られる木だったような…
(by1970年代生まれ)

そして、
トイレの芳香剤と言えば、
金木犀の香りが多かったような…

一部年齢層って、
私のことでしょうか…?

さてさて、
まだどこかで金木犀は見られますでしょうか⁇
ちょっと気にしながら、
散歩or小旅行でもしようかしら?