2022.03.23
カテゴリ:香司のひとりごと
これも日本文化への入り口
陶芸教室に通い、
香炉を作るに至ったきっかけ。
コーン型のお線香を
小さな陶器の器に入れて
イベントで販売していた時のことです。
お客様に
「この器もあなたが作ったの?」
と聞かれました。
「とんでもないです!
さすがにこれは作っていません😅」
とお答えしたものの、
その後も数人から
同じことを聞かれました。
「う〜ん、これは
器も作ってみるかなぁ…」
と思ったのです。
一度陶芸体験をしてみると、
自分の無知を知ることになりました。
「陶器と磁器の違いって何⁇」
から始まり
素焼きのこととか
釉薬のこととか
焼き物ってどうして
お値段が高いものがあるのだろうと思っていましたが
工程を知ったことで
「それは高いはずよねえ」
とわかりました。
むしろ
「ではなんで100円でも売ることができるのか?」
ということなのですが。
自分で作ってみたことで
日本各地にある焼き物の違い、
有田焼とか美濃焼とか益子焼とか
そういうものにも興味が出てきました。
これまでは陶磁器というと
マイセン✨とか
ウェッジウッド✨とか
ロイヤルコペンハーゲン✨とか
海外のものがすごいと勘違いしていましたが
日本の焼き物について
もっと知りたいと
思うようになりました。
またひとつ、
自分の知らなかった日本文化の入り口に
立てた気がします。